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| 国民の視点 |
| 後期高齢者医療制度、公務員制度改革、特に官僚の天下り、道路特定財源とその一般財源化。今、新聞やマスコミで毎日取り上げられている問題です。 後期高齢者医療制度は、財源確保のために取れるところ、しかも確実に徴収できるところ、つまり年金から保険料を天引きした制度変更です。75歳という年齢を区切って別枠にしたその方法は、制度を管理し保険料を取りや易くするという一方の側の論理です。制度の形態は様々な形が考えられますが、敬老精神をないがしろにするようなやり方や高齢者が卑屈に感じるようなやり方は、とても正しい方法とは言えません。 官僚の天下りは、官僚になって国を動かす立場の人間は生涯特別の立場で居られるべきだという確信的な思い、エリート意識が増長し固定化した結果で、当人の側から天下りを改めるという姿勢は見られません。公務員になった動機は人それぞれだと思いますが、何のために公務員になったのかと言えば、最終的には「世のため人のため」であるはずです。それがいつの間にか変わってしまったことは、本当に残念なことです。 道路特定財源の問題は、当初の全国的道路整備という目的から一部外れてしまったことと、道路建設という過程の中でいわゆる利権構造に群がる多くの不心得者を生み出し、常態化されていることです。無駄に使われている建設費の一部でも、福祉や教育など本当に、そして直ぐにでも必要なことに回せれば、どれだけ生きたお金になることか知れません。一般財源化は急務です。 毎日汗水垂らして働き納めた税金が、余りにも軽く、無造作に使われている結果、1000兆円という天文学的借金をつくっています。すべて官僚が悪い、政治が悪いと言うつもりはありませんが、それぞれの立場で、特に重要な立場にある人は、常に「何のため」、「誰のため」にという視点を持ち、日夜研鑽を積み努力をすることが大切です。 テレビの時代劇は、確かに作り物もありますが、武士のあり方や生き様は、今の時代でも、今日の政治にも立派に通用する気がします。 本分を忘れず、国民の視点に立った政治、行政をしっかり行い、多少時間がかかっても、崖っぷちの日本を何としても再生していきましょう。 |